QUOTATION No.6
タイポグラフィのコラムを執筆しました。
2009.02.03 - 20:57
【追記】Linotype版DIN Nextがリリースされました。
少し前に大流行し、現在引き続き使われまくっている欧文書体がDIN。当ブログでは、軽くしか紹介していなかったので、今一度まとめてみたいと思います。

フォント名のDINとは、Deutsche Industrienorm(German Industrial Standard)、つまりドイツ工業規格のための書体のようです。だからドイツの高速道路で使われているんですね。このようにあるデザイナーが、本来の用途を無視して使い始めた結果大ヒット…という流れになった書体は、コンピュータ読み取り用書体のOCRなどを始め、いくつかありますね。
私がこの書体を初めて目にしたのは、当サイトでも紹介している書籍「Fontographers Bold」だったと思います。エディトリアルデザインは、皆さんご存じカタカナフォントの先駆者ミヤヂマタカフミ氏。彼はその後も翔泳社の数多くの書籍でこのフォントを使っていました。
DINはすでに有名なので、あちらこちらで見かけます。パリの現代美術館“ポンピドゥーセンター”、深沢直人氏の±0もそうです。佐藤可士和氏のデザインしたユニクロの欧文フォントはDINではありませんが、DINを強く意識したものとなっています。
そんなDINですが、ライセンスによって名前が違うほか、ウェイトバリエーションや値段も大きく違ってきます。またタイプフェイスも微妙に異なっています。
http://www.linotype.com/5798/dinnext.html
LinotypeのDINが、小林 章氏によって、大リニューアル。7ウェイト25書体で大展開しています。他にはない、Ultra Lightや、Roundedもあるので、フトコロに余裕がある人は間違いなくLinotype版をおすすめします。当サイトのDIN Nextの記事はこちら。
http://www.myfonts.com/fonts/ef/din-1451/
http://www.myfonts.com/fonts/ef/dinmittel/
同じく入門向けがElsner+Flake版DIN。2種類パックが存在する模様です。MyFontsからも購入可能。
http://www.fontshop.com/fonts/downloads/fontfont/ff_din/
LightやBold、Blackなど、ウェイトバリエーションが豊富でしたが、上記Linotype版DIN Nextにその座を奪われてしまいました。Fontshopでは“FF DIN Collection”なる完全版も販売しています。
→ FF DINの特設サイト
http://www.myfonts.com/fonts/urw/mittelschrift/
URW++のライセンスになると、Mittelschrift Din DとMittelschrift Austria Dの2書体。Austria Dのほうは、少しDINとは違うような気が….。
http://www.myfonts.com/fonts/adobe/din-schriften/
Adobeのライセンスは、RegularとCondensedのみ。
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