2011.9.26 Monday - 11:07

8 Faces #3 — もし残りの人生で8書体しか使えなかったら?をテーマにしたタイポグラフィ好きのためのミニマガジン

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8 Facesは、 Elliot Jay Stocks氏による「もし残りの人生で8書体しか使えなかったら、どの書体を選ぶ?」をテーマににしたタイポグラフィやフォント好きのためのミニマガジンです。

ミニマガジンと言えども、LinotypeやWindows Phoneなどが協賛しており、数々のタイプデザイナーやメーカーが本誌に関わっています。

フォントに精通する8人のデザイナーやタイプデザイナーがインタビュー形式で構成されていおり、最後のページで各々が選んだ8つの書体が掲載されています。

他にもCODEXのレビューや、TypekitのTim Brown氏によるWebフォントレンダリングに関する興味深いエッセイなども掲載されており、とてもミニマガジンとは思えないほどの充実っぷり!

下記はデザイナーの間でも有名なComic Sansの制作者であるVincent Connare氏。彼が選ぶ8書体は一体何だろうかと気になりませんか?

こちらは個人的に大好きなp.s.typeのMark Caneso氏が選ぶ8書体。私自身が購入してよく使っている、彼が制作したRundaがありました。日本人デザイナーには馴染みの薄い欧文書体事情ですが、海外の方によるおすすめ書体はとても参考になります。

またオランダのUnderwareが手作りの“Jet’aime”カードを入れています。2,000枚すべて違うらしく、最後に載っているものと同じであればシャンパンが貰えるとのこと。残念ながら私はハズレ。

さらに、Photo-Letteringのプロモーションとして冊子がついてきます。こちらもビジュアルブックとして大変素晴らしいです。

…というわけで、盛り沢山な8 Faces #3でした。

2,000部限定の紙マガジンのほうは£8+£4.5(送料)で販売されていましたが、すでに売り切れてしまったみたいです。PDF版は過去の#1や#2も合わせて、£4にてダウンロード購入可能です。

8 Faces
http://8faces.com/

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