2012.1.13 Friday - 10:22
8 Faces #4 — もし残りの人生で8書体しか使えなかったら?をテーマにしたフォント好きのためのミニマガジン第4弾
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8 Faces #4は、 Elliot Jay Stocks氏による「もし残りの人生で8書体しか使えなかったら、どの書体を選ぶ?」をテーマにしたタイポグラフィやフォント好きのためのミニマガジン第4弾で、前回の#3は当ブログでもレビューしました。
前回同様LinotypeやWindows Phoneなどが大手企業が協賛しており、毎回限定2,000部とあって即完売してしまう人気っぷりです。
今回もタイプデザイナーやタイポグラフィ関係者8人が選ばれており、ilovetypographyのJohn Boardley氏や、近年注目を浴びるニュージーランドの若手タイプデザイナーKlim Type FoundyのKris Sowersby氏など非常に豪華なメンツが揃っています。
彼らが選ぶ8つの書体は一体何なのでしょうか?著名人が選ぶ書体というのは、星の数ほどある欧文書体においてとても参考になります。
また今回、日本語書体が2つ選ばれているのを発見しました。“ヒラギノ角ゴシック”と、西塚涼子さん制作で話題を呼んだ筆文字“かづらき”です。“東北地方を助けてください”の文言も。
前回はPhoto-lettelingの小冊子がおまけで付いてきましたが、今回はTypothequeによるIrmaシリーズの組版見本帳が付いてきました。
…というわけで、今回も盛り沢山な8 Faces #4でした。
2,000部限定の紙マガジンのほうは£8+£4.5(送料)で販売されていましたが、すでに完売。PDF版は過去のも合わせて、£4にてダウンロード購入可能です。
8 Faces
http://8faces.com/
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