2007.5.1 Tuesday - 00:00

Avant Garde Gothic — 雑誌Avant Gardeのロゴのためにデザインされた幾何学的サンセリフ体

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Avant Garde Gothic(アヴァン・ギャルド・ゴシック)は、アメリカの巨匠グラフィックデザイナーHerb Lubalinが、雑誌「Avant Garde」のロゴのためにデザインしたオリジナルの書体で、後に大手フォントファウンダリであるITCから発売されました。

一見何の変哲もない幾何学的サンセリフ体に見えますが、とにかく根性強い人気があり、日本でもこの書体を頻繁に使うデザイナーが多く、定番の域にある書体です。

どことなくレトロな風貌を感じさせますが、同じ幾何学的なサンセリフ体であるFuturaやCentruy Gothicと比べると、大文字の“R”と“Q”に大きな特徴が出ています。

またAvant Garde Gothicが人気の理由として、バリエーション豊富なリガチャ(合字)・オルタナティブ (Avant Garde Gothic Alternative) 文字の存在が挙げられます。リガチャやオルタナ文字を駆使して組み合わせることで、Avant Garde Gothicらしさが表れてきます。

様々なブランドの本家のAvant Garde Gothicがありますが、本家のITCバージョンにはオルタナ文字が存在しないようなので、オルタナ文字を使いたい場合は、FontShopで購入できるElsner+Flakeバージョンをおすすめします。

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