2013.9.18 Wednesday - 20:18
自由にダウンロードして使えるFirefox OSのオープンソースフォント“Fira Sans”
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Erik Spiekermann フリーフォントフリーフォントとしてダウンロードできるだけでなく、開発者にとっても自由なライセンス形態が魅力のオープンソースフォント。
最近だとAdobeがリリースしたことで話題になったSource Sans Proが挙げられますが、今回はモバイル端末のFirefox OS用に開発されたオープンソースフォント“Fira Sans”を紹介します。
Fira Sansは、スクリーン用に最適化されたシンプルで汎用性のあるサンセリフ書体。元々はFeura Sansの名称で開発されていました。
どなたが制作したのかと調べてみると、FontShopを立ち上げたタイポグラフィの父的存在であるErik Spiekermann氏が関わっていらっしゃるではないですか。Carois TypeのRalph du Carois氏との共同開発のようです。そんなこともあり、Erik Spiekermannが過去に制作した代表書体FF Metaのデザインがベースとなっています。
Fira Sansは、Light/Regular/Medium/Boldの4ウェイト+イタリック体、それと等幅バージョンであるFira MonoがRegular/Boldで2ウェイト、合計10フォントとなっています。
オープンソースフォントなので、自由にダウンロードして使うことができます。OpenTypeとTrueType、そしてWebフォントとして使えるWOFF/EOT形式が用意されています。ライセンスはSIL Open Font Licenseとなっています。現在セリフ体やアラビア語やヘブライ語版の開発も進行中とのこと。
せっかくなのでWebフォントとして使ってみました(※一部環境ではご覧いただけません)。美しいですね〜。
ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
abcdefghijklmnopqrstuvwxyz
0123456789!?”#$%&'()
ダウンロードはMozillaのサイトからどうぞ。
http://www.mozilla.org/en-US/styleguide/products/firefox-os/typeface/