2011.3.16 Wednesday - 12:20
フォントによるボランティア団体SOTAが、東日本大震災のためのFont Aid V : Made For Japanを開始
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以前QUOTATION No.7でもコラムで取り上げた、フォントによるボランティア活動を運営するThe Society of Typographic Aficionados (SOTA)が、Font Aid IV(ハイチ大地震)に続き、今回の東日本大震災のためのFont Aid V :Made For Japanを開始しました。SOTAは、世界的なフォント・タイポグラフィ会議TypeConの主催をしています。
※スローガンがCall To ActionからMade For Japanに変更されたみたいです。
ハイチ大地震のときは“&”の文字を世界中のタイプデザイナーがデザインし、その売上金が寄付されるというものでしたが、今回は“日本に関する何か”を1人もしくは1団体3つまで、提出することができます。期限は3/25(金)まで。
PositypeのNeil Summerour氏によって設立されたsogojapan.org(相互扶助Japan)が、売上金を特定非営利活動法人AMDA(アムダ)などの団体に寄付することになっています。
過去にはアメリカの9.11テロや、スマトラ島沖地震でも活動をしていましたが、5回目となる今回、まさか自分の国が対象になるとは思ってもみませんでした。本当にありがたいことです。
Font Aid V: Made For Japan
http://www.typesociety.org/fontaid/
The Society of Typographic Aficionados (SOTA)
http://www.typesociety.org/
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