2011.7.27 Wednesday - 12:10
フォントワークス、イワタ、モトヤ等の和文フォントが使えるWebフォントサービス「フォントプラス」
キーワード
Webフォント海外では盛り上がりを見せているWebフォントサービスですが、国内にもデコもじやもじdeパなどが続々サービスを開始する中、ついにプロ向けのWebフォントサービス「フォントプラス」がリリースされました。
各種ブラウザやスマートフォンへの対応など、海外のWebフォントサービス同様、基本的な機能はひと通り備わっており、日本語フォントデータの容量の大きさ問題も、ページ内にある必要な文字だけ抽出して表示することで解決しているそうです。
また
リュウミン・新ゴ・新丸ゴファミリー・徐明・勘亭流などの定番フォントまで、対応フォントを順次拡大しております。
とあることから、モリサワのフォントも対応していくと思われます。 → 一時サイトに掲載されていましたが、誤報であり現時点では全くの未定であるとのこと。…と担当者の方から連絡がありました。 → …という話でしたが、ついにモリサワフォントの提供がスタートしました。(2012年7月追記)
気になる料金プランですが、無料お試しプランはもちろん、1,000円/月より利用可能。バリューライセンスという、ZIPでHTMLデータを圧縮・アップロードし、解析フォントデータを生成するプランもあるそうです。
またブログなどのCMSにも対応しているそうですが、この場合スマートライセンスというプランになるそうです。
日本でもいよいよ本格的にWebフォントサービスが始まってきたわけですが、今後どのようなサイトが導入し、世に広まっていくことになるのでしょうか。楽しみですね。
フォントプラス
http://webfont.fontplus.jp/
こちらの記事も合わせてどうぞ
- 日本語Webフォントの表現と技術を競う「Webフォントデザインアワード 2013」開催 応募作品受付中!
- 日本初!Webフォントを使ったサイトのコンテスト「Web Designing ウェブフォント デザインアワード2011」が開催
- 有名書体も使える! 必要な分だけ購入し自分で設置できる MyFonts Webフォント完全ガイド(日本語)
- Web Designing 2011年11月号にて、「日本語Webフォントが国内で普及するための課題とは?」の記事を執筆しました
- 次期Firefox 3.6が対応する新しいWebフォント形式“WOFF”とは?
- Web Designing 2011年10月号にて、日本語Webフォントサービス“FONT+”の記事を執筆しました
- TYPOGRAPHY03 — 人気の国内タイポグラフィ誌第3弾!特集はデザイナーが覚えておきたい「厳選フォント350」