2012.8.14 Tuesday - 09:53
TypeTalks第10回「もっと知りたい!Webフォント」のスライドを公開しました
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Webフォント2012年5月12日(土)に青山ブックセンター本店にて開催された、欧文書体セミナーTypeTalks第10回「もっと知りたい!Webフォント Webフォントの基礎が分かる“これまで”と、海外の最新事情から知る“これから”」のスライドを公開しました。ご参加いただいた皆さまありがとうございました。開催から約3ヶ月も温めてしまいました…すいません。
過去に何回かWebフォントについて講演で話したり、雑誌等にて執筆をしたりしましたが、TypeTalks第10回でお話した内容が一応私の中では“完全版”でして、基礎から最新事情、WebデザインやWebタイポグラフィの考えを1つにまとめています。
Web上の文字・タイポグラフィついては様々な考えを持った方が各界大勢いらっしゃるのですが、正直机上論が多く、Web上の文字についての本質や、Web制作の現場が正しく認知されていないなぁと今でも感じています。
また最近はスマートフォンやタブレット端末の普及により、レスポンシブWebデザインが徐々に浸透し、Webサイトのデザインは閲覧環境によって姿やカタチを変える傾向になってきました。多くのWebサイトの大部分は文字情報なので、その重要な役割を担うものこそがWebフォント・Webタイポグラフィであると言えるはずです。
…というわけで、かなりのスライド数があるので、お時間あるときに是非ご覧ください。※スライドの内容は2012年5月12日時点の内容ですのでご注意ください。
【追記1】スライド10の「Arialは何と呼ぶ?」は、日本においてArialは色々な呼び方が流通しているという蛇足話で、正しい読み方を追求する意図はありません。統計データは当ブログのFacebookページで皆さんに行ったアンケート結果です。スライドのペラ1画像がひとり歩きしてしまっているため、この場で補足いたします。
【追記2】スライド62の「OpenTypeフォント機能に対応するブラウザ」は、現在Chromeも対応しています。
- 1. Webフォントとは?
1-1. Webで使えるフォント
1-2. Webフォントサービス
1-3. 利用者にとってのメリット
1-4. 制作者にとってのメリット - 2. Webフォントの今
2-1. Webフォントサービスの今
2-2. 付帯・補助サービスの紹介
2-3. OpenTypeフォント機能が実現 - 3. Webフォントの課題
3-1. Windows上の表示問題
3-2. 使いたいフォントが選べない? - 4. フォントブログのWebフォント
4-1. 現在使っているWebフォント
4-2. ロゴをWebフォント化 - 5. 本日のまとめ
5-1. 相性がよいサイトとは?
5-2. Webタイポグラフィとは?
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