2014.9.24 Wednesday - 18:44

現場のプロが教えるWebデザイン&レイアウトの最新常識 知らないと困るWebデザインの新ルール3

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引っ越しなどの私用でブログの更新が滞り申し訳ありません。

久々の更新で宣伝記事というのも恐縮なのですが、共著で執筆を担当した「現場のプロが教えるWebデザイン&レイアウトの最新常識 知らないと困るWebデザインの新ルール3」がMdNから発売となりました。

全体の監修を面白法人カヤックさんが行っており、大きく「レイアウト&配色」、「UX&UI」、「グラフィック&タイポグラフィ」、「エフェクト&リッチメディア」の4つの章で構成されています。とにかく、Webデザインの“最前線”がギュッと濃縮された非常にアツい本です!

Web業界の超有名人に交じって、私は第3章「グラフィック&タイポグラフィ」のタイポグラフィの部分の執筆を担当しました。

これまで講演のスライドや雑誌などで部分的に解説してきたWebフォントの話題を中心に、おすすめフォント、Webデザインのための文字テクニック、おすすめサイトや書籍などをまとめています。

最後に自分が担当した項の意図や概要を簡単に解説します。

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3-10. Webフォントを利用するメリット
これまでTypeTalksやCSS Niteなどの講演でお話してきた「Webフォントの基礎やメリット」を分かりやすく、より説得性が出るように大幅に加筆し解説しています。
Webデザイナーなど制作者であれば、Webフォントのことは既に知識としてあるかと思いますが、営業やクラアント、閲覧者である一般人の方への認知度はほとんど無いのが現状です。WebフォントからWebデザイン上の文字はいったいどんなものなのか、制作者が非制作者側に説明する際に活用いただければ嬉しいです。

3-11. Webフォントを導入する方法
実際にWebフォントを導入する方法を「借りる」と「購入する」の2つの導入方法で、それぞれのメリット・デメリットを交えながら解説しています。Webフォントを使ってみたいと考えたものの、何をどうすれば良いか分からない場合が多いようです。国内外のWebフォントサービスや、Webフォントを購入できるサイトを多数紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

3-12. 実践で使えるWebデザイナーのための文字テクニック
Webフォントに限らず、普段私がWebデザイナーとして意識していること、気をつけていることを解説しています。具体的にはフォントサイズ、和欧混植、縦書き表現、font-familyの指定方法、約物や記号類などすぐに実践できるテクニックのほか、日本語を使わない欧文のサイトのテクニックも解説しています。なんとなく日本語サイトと同じ要領で、英語サイトを作ってしまっていませんか?
欧文の解説では嘉瑞工房の髙岡 昌生さん、Monotypeのタイプディレクターの小林 章さんに助言をいただきました。今回の記事内容はWebデザインのための一部抜粋ですので、さらに知識を深めたい方は、髙岡さんの「欧文組版」、小林さんの「欧文書体」「欧文書体2」を読んでみてください。

3-13. 近年生まれたフォントの新しい技術
3-14. おさえておきたい最近流行の欧文フォント
Web業界界隈では、フォントというとフリーフォントの話題ばかり注目されることが多いですが、プロフェッショナルの書体デザイナーやエンジニアが制作した高品質なフォントや、色々といじれる“すごい”フォントを複数紹介しています。
おさえておきたい最近流行の欧文フォントでは、海外のサイトでよく使われる欧文フォントをいくつかピックアップしてみました。

3-15. フォント・書体・タイポグラフィを知るためのサイト・書籍
上記項目内で紹介できなかったサイトや書籍を集めてみました。さらに興味を持った方、さらに知識を深めたい方の参考にしてみてください。

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さて、2014年10月6日(月)20:00より、東京・下北沢のB&B CAFEにて、本書の刊行記念イベントを行います。著者の方が全員揃いますので、ぜひお時間がある方は参加ください。

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